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サマープログラム★さしまチャレンジキャンプの様子
8.26-27
サマープログラムさしまチャレンジキャンプを行いました。
【1日目】
今回のキャンプの対象は年少~小学2年生。
朝、YMCAに集合した子どもたち。
ワクワク全開でリーダーたちに駆けよる子どもたち。一方で、不安な表情をしている子や泣きそうな表情を浮かべる子もいました。
ただ、バスに乗るとみんな段々と笑顔になってきました。
レクリエーションを楽しんだり、キャンプソングを歌ったりしてバスの中を過ごしました。
渋滞に巻き込まれるアクシデントもありましたが、無事さしま少年自然の家に到着。
昼食を済ませた後は、水着に着替えて水遊び。
さしま少年自然の家に流れる小川で水あそびをしました。小川に集まる虫を探したり、水鉄砲を使ってリーダーや友だち同士で水の掛け合いをしたりしました。
続いてのプログラムは、変身ベルト作り。
今回のキャンプのさしまのテーマは「さしまでへんしんしよう!」
テーマにあやかって、変身ベルトを作成しました。園内で獲得した自然の葉っぱを使ったり、毛糸やモール、ペンを使って思い思いにデザインしたりしました。
その後、変身ベルトを装着し、園内に出てボスを探しに行きました。グループ全員でお題をクリアしながら、カードをゲットしていきます。
この頃になると、グループメンバーでお互いの名前を呼び合えるようになってきました。
たくさんのプログラムを楽しんだ後は、夕食の時間です。子どもたちはお腹ペコペコ。楽しく会話をしながらのご飯タイムでした。
夕食が終わると、子どもたちから「楽しみ!」という声が多かったキャンプファイヤーの時間。火の精が火を付けると、待ちに待ったボスがここで登場しました。みんなで大きな声でレクリエーションをしたり、キャンプソングを歌ったりしてボスを倒すことに成功しました。キャンプファイヤーでは「猛獣狩り」や「キャンプだホイ」などをして、宿泊キャンプならではの時間を楽しみました。
部屋に戻ったら入浴と就寝準備。普段お家の人にやってもらっている準備も今回は、自分たちで片付けをしたり、布団を敷いたりしました。
盛りだくさんだった1日目を終え、床に着きました。
【2日目】
2日目は朝のつどいからスタート。
青空の下、リーダーからのお話を聞き、朝の体操で体を動かしました。
朝食を食べると、その後は部屋の掃除を行いました。
一晩使った部屋を来たときよりもきれいにするべく、各部屋丁寧に掃除をしました。
布団の向き、床のゴミなどもきれいにしたら、部屋にはさようなら。
外に出て、2日目プログラム「そうめん作り」の始まりです。
グループごとで燃えやすい素材を集め、薪を組み、火を起こします。
ああでもない、こうでもない、入れすぎかななど試行錯誤をしながらどうやったら火がつくのか試していきます。
火起こしで試行錯誤し、お湯を沸かすことができたらそうめんの完成。
箸やフォークを持って、流しそうめん台の前に大集合。
子どもたちは夕食、朝食以上に流しそうめんの魅力もあってかたくさん食べる子が多くいました。
なかなかできるものでもない新鮮な昼食に子どもたちの笑顔がいつも以上の見られました。
最後の野外炊飯場の片づけまでみんなで終えると、さしま少年自然の家を後にし、帰路につきました。
初めてのお泊りにドキドキだった子、胸を高ぶらせた子、様々なキャンパーがいました。隣にいるグループメンバー、リーダーと共にご飯を食べ、たくさん遊び、一緒に寝る。心細さもありながら、楽しさと達成感があったことと思います。
たった2日、されど2日。この経験で子どもたちは大きな自信を持ちます。
「お父さん、お母さんがいなくてもお泊まりできる。」
夏の終わりに一つ「変身」できたさしまチャレンジキャンプ。
ご参加いただき誠にありがとうございました。
またのキャンプでお会いできる日を楽しみにしています。
とちぎYMCA さしまチャレンジキャンプ
キャンプディレクター 武田 将吾(かぶき)