とちぎYMCA 野外教育プログラムブログ とちぎYMCA 野外教育プログラムブログ

野外教育プログラムブログ記事一覧

とちぎY野外クラブ★11月活動の様子(幼児)

「やるぞ!」という合言葉を胸に、子どもたち一人ひとりが挑戦する気持ちを大切にしながら、仲間と共に過ごす1泊2日のキャンプがはじまりました。集合では少し緊張した表情も見られましたが、仲良しの友だちやリーダーを見つけると笑顔が広がり、バスの中では早くも「今日の夜、何するの?」「ミッションあるって聞いた!」とワクワクした雰囲気に包まれていました。

 

IMGP9763

宿舎の「なす高原自然の家」に着くと、冷たく澄んだ高原の空気と、広がる景色が子どもたちを迎えてくれました。館内に入り、荷物を置くとすぐに昼食の時間です。昼食は、お家の方が作ってくれたお弁当。子どもたちは蓋を開けた瞬間にパッと笑顔になり、「見て見て!」「好きなの入ってる!」と嬉しそうに見せ合っていました。しっかり食べて元気をチャージしました。

IMGP9739

 

IMGP9751

午後のプログラムは、室内でのレクリエーションとなりました!

IMGP9755

IMGP9759

身体を動かすゲームや、リーダー対子どもでの勝負遊び、協力して挑戦する団体戦など、さまざまな活動を実施。「絶対勝つぞ!」「もう1回!」と声が響き、最初は残念がっていた子も、気づけば全力で遊び込んでいました。

IMGP9874

ゲームの合間には、自然についてのクイズや、夜のミッションに向けたヒント探しもあり、午後の時間があっという間に過ぎていきました。

 

IMGP9786

夕食は、子どもたちが一番楽しみにしていた時間のひとつ。メニューが配られると、「わぁ美味しそう!」「全部食べる!」と目を輝かせていました。仲間と向き合って座り、「いただきます!」の元気な声が自然の家に響きます。

IMGP9790

食事中は、今日一日の振り返りや、夜のプログラムの話題で大盛り上がり。「火の精くるの?」「ミッションって難しいかな?」とワクワクした表情があふれていました。

 

IMGP9792

夕食後は、ついに夜のメインプログラム「キャンドルファイヤー」。暗くなったホールに灯るキャンドルの明かりは幻想的で、子どもたちの表情も自然と引き締まります。

 

S__265535491

ここからは、特別キャラクター「やる気マン」が登場。子どもたちは与えられたミッションを仲間と協力しながらクリアしていきました。「せーの!」と力を合わせたり、困っている子に「こっちだよ」と優しく声をかけたり、グループごとの絆も深まる時間となりました。

IMGP9795

最後には、やる気マンから「自分の“やるぞ”をこれからも大切にね!」というメッセージを受け取り、子どもたちの顔には達成感あふれる笑顔が広がっていました。

 

キャンドルファイヤーの後は入浴時間。疲れた体を温めるお風呂では、「気持ちいい〜!」「今日いっぱい走ったね」とリラックスした声が聞こえ、友だちと湯気の中でゆったりと過ごしました。

 

IMGP9769

IMGP9808

部屋に戻ると、パジャマに着替えたり寝る準備をしたりと、それぞれが自分のことを自分で行う時間です。リーダーの声かけに耳を傾けながら、次第に眠りにつく子どもたち。初めての宿泊が不安だった子も、友だちと一緒なら安心できた様子で、穏やかな夜となりました。

IMGP9798

IMGP9809

 

 

■ 2日目

IMGP9830

朝は少し眠そうな表情でしたが、リーダーに声をかけられると、「今日もやるぞ!」と元気な声が戻ってきました。朝の集いでは、みんなで体を動かしながら、気持ちよく1日がスタート。朝食ではしっかり食べて、今日の活動へ準備万端です!

IMGP9821

 

2日目のメインは制作活動。テーマは「自分だけの冒険装備を作ろう!」。子どもたちは、色とりどりの画用紙や飾りを使って、剣・バッグ・お守りなどを自由に作りました。

IMGP9844

IMGP9855

 

「これ見て!」「こうすればもっとカッコよくなるよ!」と友だちと意見を出し合ったり、リーダーにアドバイスを求めたりしながら、夢中になって取り組む姿が印象的でした。

IMGP9868

完成した装備を身につけると、「いざ出発だ!」とポーズを決める姿もあり、世界に一つだけの特別な作品となりました。

 

 

IMGP9833

昼食では、キャンプ最後の食事を味わいながら、グループごとにこれまでの思い出を振り返りました。「昨日のゲーム面白かったね」「寝る前の時間が楽しかった!」など、思い出話が止まりません。

IMGP9882

 

退所式では、自然の家の方へ感謝の気持ちを伝え、2日間の活動を振り返りました。その後バスに乗り込むと、疲れの中にも充実した笑顔が見られ、「また来たい!」「次はいつキャンプ?」という声がたくさん聞こえてきました。

 

IMGP9892

今回のキャンプのリーダーテーマは「終わりのないキャンプ」。

キャンプが終わっても、子どもたちの毎日は続いていきます。

・やってみようと思った気持ち

・仲間と助け合った経験

・自分でもできたという自信

それらを、これからの生活の中でも大切にしてほしいという願いを込めています。

合言葉「やるぞ!」が、これからも子どもたちの背中をそっと押してくれますように。