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Yキッズ9月活動報告★秋の味覚を先取り!~ぶどう狩り&デザート作り~
9月14日(日)
Yキッズ9月活動【ぶどう狩り&スイーツ作り】を行いました。
今回集まったのはぶどうが大好きな子どもたち。
「俺、ぶどう狩りやったことあるよ!」
「ぶどう大好きー!」
という声が朝の会で聞こえました。
〇〇狩りのプログラムは子どもたちは大好きです。おいしいぶどうをとって食べることに意気込んでいました。
今回の活動場所は栃木市の盤峰園。
店員さんのお話をいただいた後は、早速ぶどう狩りの時間がやってきました。
今回の品種は「ベーリーA」。比較的黒めであることが特徴のぶどうです。
ぶどう畑に入ると目線の上にはたくさんのぶどうが!
小学生は自分ではさみを持って、幼児はリーダーと一緒にぶどう狩りを行いました。
ぶどうを下から眺めながら、丸いのか、大きいのか、実がたくさんなっているのかを確認しました。とれるチャンスは2回。失敗してなるものかという思いで、丁寧に時間をかけて自分のぶどうを獲得しました。
昼食の時間には、盤峰園さんから巨峰のサービスをいただきました。「ぶどうの王様」と呼ばれる巨峰。味は間違いなしです。たくさんのぶどうをみんなでいただきました。
昼食後は、ザリガニ釣りにトライする子もいました。なかなか難しく、釣り上げることは難しかったですが、竿をみんなで譲り合って、使用していました。
そして、YMCAにはいつものプログラムより早めに帰ってきました。
ここからは楽しみにしていたシャーベットとパフェ作り。
シャーベットはぶどうの皮をむき、種をとり、ジップロックに入れていきます。グループに分かれてのクッキングの時間。子どもたちの色がよく出ていました。
ジップロックに入れたぶどうを潰し、氷と冷凍庫を使って冷やして、完成を待ちました。
パフェは子どもたちの大好物。ぶどうはもちろんのこと、生クリーム、ヨーグルト、コーンフレーク、カラースプレー、ポッキーなど自分が食べたいものをカスタマイズしてパフェは完成!
シャーベット、パフェ両方完成したところで「いただきます!」
子どもたちのぶどうを大満喫して食べる姿は、とても幸せそうでした。
まだまだ暑い日が続きますが、子どもたちにとって季節の味覚を感じた一日となったのではないでしょうか?
プログラム後、一部の子どもたちからは持ち帰ったぶどうをお家の人と食べたという話を聞きました。ご家庭でもおいしく召し上がっていただきありがとうございます。
次回のYキッズは11月23日(日)。野外炊飯を行います。
またのご参加お待ちしています。
とちぎYMCA Yキッズ9月活動
プログラムディレクター 武田 将吾(かぶき)
サマープログラム★日光ほしぞらキャンプの様子
8月22日〜24日の3日間、とちぎYMCAでは恒例の「日光ほしぞらキャンプ」を日光市栗山地区にある自然豊かなキャンプ場「Camp inドロブックル」で実施しました。小学生の仲間が集まり、大自然の中で思いきり遊び、学び、挑戦した3日間となりました。
【1日目】
朝、元気いっぱいの子どもたちが集合。バスに乗る前から「どんな友だちと会えるかな?」「キャンプファイヤー楽しみ!」とワクワクした表情があふれていました。バスの中では、リーダーが考えた楽しいゲームや歌で大盛り上がり。あっという間にキャンプ地へ到着しました。
お昼は持参したお弁当を青空の下でいただき、午後はいよいよ「リーダーダービー」!
個性豊かなリーダーたちが、自分の得意技やおもしろポイントを披露しながら自己紹介するプログラムです。リーダーの名前を呼んで応援したり、「どのリーダーが一番速いか」「どんな特技を見せてくれるか」と子どもたちも夢中。初めて会った友だちとも自然に会話が生まれ、グループの雰囲気がぐっと近くなりました!
夜は「ナイトハイク」に挑戦。暗くなった森を、懐中電灯を手にして静かに歩きます。夜空はあいにく曇っていて星を見ることはできませんでしたが、その分、森の音や夜のひんやりした空気を感じながら、仲間と一緒に歩くことを楽しむ時間となりました。ちょっとドキドキしながらも「夜の森っておもしろい!」と話す子どもたちの姿が印象的でした。
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【2日目】
2日目の朝は、みんなで元気に朝の集いをしてスタート。朝ごはんを食べて、待ちに待った川あそびへ出発です!
キャンプ場の近くを流れる川は冷たくてとっても気持ちいい!リーダーと一緒に水のかけあいっこをしたり、石の間を探検したり、そして一番の盛り上がりは大きな岩からのジャンプ!
少し怖がっていた子も、仲間の応援に背中を押されて思い切って飛び込み、「やった!」「気持ちいい!」と満面の笑顔。自然の中で心も体も解放して楽しむ姿が見られました。
お昼を食べた後は「グループタイム」。グループごとに話し合ったり、ゲームや工作、自然遊びなど、各グループのカラーが出る時間です。小さい子が困っていると大きい子がそっと手を差し伸べたり、初めは恥ずかしがっていた子が自分から話せるようになったり、仲間とのつながりがぐっと深まった時間となりました。
夜はいよいよ「キャンプファイヤー」!大きな火がともると、みんなの顔がオレンジ色に照らされ、わくわくする雰囲気に包まれます。リーダーによるスタンツ(劇)やゲーム、歌で大盛り上がり。火を囲みながら、みんなで歌った歌では、自然と声が重なり、心が一つになったようでした。2日目の夜は、キャンプならではの最高の思い出になったことでしょう。
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【3日目:最後までチャレンジ!】
最終日の朝は、キャンプ場のお掃除や荷物整理など、自分たちの役割を果たす「DUTY(デューティー)」から始まります。初日は少し手こずっていた片づけも、最終日には自分から進んで取り組む姿が見られました。3日間での成長がとても頼もしく感じられます。
午前中は、みんなで楽しむ「スイカ割り」!タオルで目隠しをして、「もっと右!」「そこだ!」と仲間の声を頼りに一歩ずつ進みます。スイカが見事に割れると「やったー!」と大歓声。みんなで食べるスイカの味は格別でした。最後まで笑顔いっぱいの時間になりました。
お昼を食べて、バスで宇都宮へ。3日間一緒に過ごした仲間やリーダーとお別れするのは少しさみしいけれど、「また会おうね!」と元気に手を振る子どもたちの姿が印象的でした。
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【おわりに】
今回のキャンプでは、自然の中でのびのびと遊ぶだけでなく、仲間と助け合うこと、自分のことを自分でやってみること、夜の森を歩くドキドキ体験など、たくさんの経験をすることができました。
保護者の皆さま、キャンプへのご理解とご協力を本当にありがとうございました。子どもたちが見せてくれた成長や笑顔を、またこれからのYMCAの活動につなげていきます。
サマープログラム★さしまチャレンジキャンプの様子
8.26-27
サマープログラムさしまチャレンジキャンプを行いました。
【1日目】
今回のキャンプの対象は年少~小学2年生。
朝、YMCAに集合した子どもたち。
ワクワク全開でリーダーたちに駆けよる子どもたち。一方で、不安な表情をしている子や泣きそうな表情を浮かべる子もいました。
ただ、バスに乗るとみんな段々と笑顔になってきました。
レクリエーションを楽しんだり、キャンプソングを歌ったりしてバスの中を過ごしました。
渋滞に巻き込まれるアクシデントもありましたが、無事さしま少年自然の家に到着。
昼食を済ませた後は、水着に着替えて水遊び。
さしま少年自然の家に流れる小川で水あそびをしました。小川に集まる虫を探したり、水鉄砲を使ってリーダーや友だち同士で水の掛け合いをしたりしました。
続いてのプログラムは、変身ベルト作り。
今回のキャンプのさしまのテーマは「さしまでへんしんしよう!」
テーマにあやかって、変身ベルトを作成しました。園内で獲得した自然の葉っぱを使ったり、毛糸やモール、ペンを使って思い思いにデザインしたりしました。
その後、変身ベルトを装着し、園内に出てボスを探しに行きました。グループ全員でお題をクリアしながら、カードをゲットしていきます。
この頃になると、グループメンバーでお互いの名前を呼び合えるようになってきました。
たくさんのプログラムを楽しんだ後は、夕食の時間です。子どもたちはお腹ペコペコ。楽しく会話をしながらのご飯タイムでした。
夕食が終わると、子どもたちから「楽しみ!」という声が多かったキャンプファイヤーの時間。火の精が火を付けると、待ちに待ったボスがここで登場しました。みんなで大きな声でレクリエーションをしたり、キャンプソングを歌ったりしてボスを倒すことに成功しました。キャンプファイヤーでは「猛獣狩り」や「キャンプだホイ」などをして、宿泊キャンプならではの時間を楽しみました。
部屋に戻ったら入浴と就寝準備。普段お家の人にやってもらっている準備も今回は、自分たちで片付けをしたり、布団を敷いたりしました。
盛りだくさんだった1日目を終え、床に着きました。
【2日目】
2日目は朝のつどいからスタート。
青空の下、リーダーからのお話を聞き、朝の体操で体を動かしました。
朝食を食べると、その後は部屋の掃除を行いました。
一晩使った部屋を来たときよりもきれいにするべく、各部屋丁寧に掃除をしました。
布団の向き、床のゴミなどもきれいにしたら、部屋にはさようなら。
外に出て、2日目プログラム「そうめん作り」の始まりです。
グループごとで燃えやすい素材を集め、薪を組み、火を起こします。
ああでもない、こうでもない、入れすぎかななど試行錯誤をしながらどうやったら火がつくのか試していきます。
火起こしで試行錯誤し、お湯を沸かすことができたらそうめんの完成。
箸やフォークを持って、流しそうめん台の前に大集合。
子どもたちは夕食、朝食以上に流しそうめんの魅力もあってかたくさん食べる子が多くいました。
なかなかできるものでもない新鮮な昼食に子どもたちの笑顔がいつも以上の見られました。
最後の野外炊飯場の片づけまでみんなで終えると、さしま少年自然の家を後にし、帰路につきました。
初めてのお泊りにドキドキだった子、胸を高ぶらせた子、様々なキャンパーがいました。隣にいるグループメンバー、リーダーと共にご飯を食べ、たくさん遊び、一緒に寝る。心細さもありながら、楽しさと達成感があったことと思います。
たった2日、されど2日。この経験で子どもたちは大きな自信を持ちます。
「お父さん、お母さんがいなくてもお泊まりできる。」
夏の終わりに一つ「変身」できたさしまチャレンジキャンプ。
ご参加いただき誠にありがとうございました。
またのキャンプでお会いできる日を楽しみにしています。
とちぎYMCA さしまチャレンジキャンプ
キャンプディレクター 武田 将吾(かぶき)