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とちぎY野外クラブ★9月活動の様子(小学生)

9月20日(土)

 

野外クラブ小学生の2学期がスタートしました。

夏を終え、2か月振りのメンバー同士やリーダーとの再会に心躍る様子が伝わってきました。

「キャンプで会ったよね?」

「今回もリーダー一緒かな?」

という声が朝から聞こえました。

 

天気はあいにくの空模様。バスの中では子どもたちから、

「クラフトは何を作るんだろう?」

という疑問の声が上がっていました。少々長い道のりをバスに揺られ、県民の森に到着すると、早めのお昼タイム。

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グループで1つのテーブルを囲んで食べるご飯は賑やかで楽しそうな様子。普段はレジャーシートで固まって食べることが多いですが、この日は学校のような雰囲気でリーダーも含めて和気あいあいとしている様子でした。

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昼食を終えると、クラフトスタート。

四角いコースター上の板の上に、自然のものを使って作品を作っていきます。材料は様々。どんぐりにコナラ、シラカシに、クヌギ、木の枝やどんぐり帽子など自然なものがたくさん。毛糸やビーズなども使って、自分だけの「オリジナル世界」を体現していきます。

 

動物をイメージして作る子。たくさんの自然のものを使う子。どんぐりのみを使う子。ビーズを使ってキラキラな世界を作る子。

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子どもたちの頭の中、描く世界、表現したい世界が見え、「秋」に触れながら没頭して作品を作っていました。

 

できた作品は大切に持ち帰り。

家にボンドがあるからまだ続きをやりたいと言っている子もいました。

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残りの時間は博物館の見学をしました。

 

森林展示館では、野生の鳥獣の剥製がたくさん。子どもたちは熱心に体の作りを見つめていました。

 

また、鹿や熊の展示場所ではボタンを押して鳴き声を聞いて、「鹿ってこんな鳴き声なの?」と新たな発見をしている子もいました。

 

昆虫館では名前の通り、昆虫がたくさん。たくさんの種類のカブトムシやクワガタに特に男の子たちが大興奮。

 

「これ、捕まえたことある?」

「これはなかなかいない希少生物なんだよ!」

など、知っている知識を周りと共有していました。

 

その他にも蝶や色鮮やかなアゲハ蝶の展示や折り紙も置いてありました。

子どもたちは折り紙を手にする子が多く、折り方を見ながらクワガタや蝶を完成させている子がいました。

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学校で博物館のところに来るとなかなかゆっくり見られないものですが、この日は自分の興味のあるところをじっくり見ることができました。

 

雨の中のプログラムでしたが、自然に触れ、クラフトを行い、動物や昆虫たちにも出会えた1日でした。

 

来月のプログラムは稲刈り体験です。

5月に植えた苗は順調に育って、黄金色の稲穂が見えています。

 

また来月のプログラムでお会いできることを楽しみにしています。

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とちぎY野外クラブ(小学生)

プログラムディレクター  武田 将吾(かぶき)