野外教育プログラムブログ記事一覧
とちぎY野外クラブ★5月活動の様子(小学生)
5月17日(土)
2025年度の野外クラブが始まりました。今年度のとちぎY野外クラブ(小学生)担当の武田(かぶき)です。1年間どうぞよろしくお願いいたします。
5月活動は茂木町での田植え。しかし、1週間前から雨予報が続き、活動当日も雨。楽しみにしていた野外クラブがこの天気でできるのか。中には不安な顔つきの子もいました。
朝の会では、新しいグループでご挨拶。新しいグループメンバー、新しいリーダーで輪を作っていました。雨の中でしたが、茂木町に向け出発です。
野外クラブには小学1年生が新たに仲間入り。バスの道中では、様々な学年が揃う車内でリーダーたちとバスレクを楽しみました。
茂木町に到着すると、雨が強かったためお昼ご飯タイム。バスの中チームとコミュニティーセンターの縁台チームに分かれ、グループごとで昼食をとりました。子どもたちから雨で気落ちする様子は感じられません。バスや雨が降っている中で食べる昼食もなかなかないもの。リーダーにお弁当のおかず紹介をしたり、グループでたくさんのお話をしたりして、時間を過ごしました。
駐車場から10分ほど歩いて棚田に行くと、段々と雨が小降りになってきました。農家さんの説明を聞きながら、田植えをスタート。継続メンバーが多い野外クラブ小学生は田植え経験者が多数。「去年もやったね!」「紐に合わせて植えるんだよね!」と言った声掛けをしながら田植えに取り組みました。田んぼには生き物もたくさん。カエルやトンボなどみんな大好きな生き物たちも田んぼに集合していました。
裸足で泥の中に入る経験はなかなかないもの。気味悪さを感じてしまう子も中にはいます。ただ、今回のテーマは「挑戦」。農業体験という日頃なかなか縁がないものに前向きにトライしたいというリーダーたちの思いが込められています。
今回は小雨降る中での活動でありながらも、たくさんの笑顔で溢れた活動となりました。新しいグループメンバー、そして2025年度のリーダーとのコミュニケーションを楽しみながらの初回活動。一見、大人だけだとネガティブになりそうな天候でも子どもたちのパワーで押し切った印象が強いです。小学生らしくパワフルな活動を展開していければと思っています。
次回は6月7日(土)「自然散策」です。また元気な姿でお会いできるのを楽しみにしています。
とちぎY野外クラブ(小学生)
プログラムディレクター 武田 将吾(かぶき)
Yキッズ5月活動募集★歴史ある文化に触れよう!~益子焼陶芸体験~
5月25日(日)はYキッズの日!!
みんなでバスに乗って、益子町に出かけます!!
歴史ある街で「益子焼陶芸体験」を行います!自分だけのオリジナル品を作成しましょう!!
皆さまのご参加をお待ちしております。
【日 程】2025年5月25日 日曜日
※雨天決行。
【場 所】長谷川陶苑/益子の森(芳賀郡益子町益子4240-3)
【移動手段】貸切バス
【参加費】7,000円 ※事務手数料 1,500円(今年度初参加の方のみ)
【集合・解散】 宇都宮YMCA(さくらんぼ幼稚園) 9:00集合 16:00解散
【定員】幼児 (年少~年長) 20名
小学生(1年生~6年生) 20名
【申し込み方法】
5月1日(木)12:30~
お申し込みはすべてWEBからとなります。
お申込みはこちらから↓
https://scr.buscatch.net/application/?f=tochigiymca&i=90002
※持ち物及び申し込み後の欠席などの連絡につきましては、下記プログラム(PDF)をご確認ください。
スプリングプログラム★チョイス②~いちご狩り&パフェ作り~の様子
3月31日(月)
スプリングプログラム恒例の乗り物プログラムを実施しました!
今回、乗車した乗り物は2023年に開業した「宇都宮ライトレール(以下、LRT)」子ども達にも大人気の車両です。
「LRT乗ったことあるから教えるよ!!」「いちご狩りは何駅で降りるの?」朝からリーダーや仲間どうしの会話に花が咲きます。
平日の乗客が多い時間でしたが、乗り物のマナーをしっかりと守りグループで乗車することができました。
LRTと JRバスを乗り継いで、芳賀町にある「芳賀いちご園」に向かいました!
午前中のプログラムは子ども達の大好きな「いちご狩り」を行います。
品種は「とちあいか」、甘さが特徴の栃木県でうまれたいちごです。リーダーに上手な収穫方法を教えてもらい、いちご狩りのスタート!!!
赤くて甘いいちご!子どももリーダーもパクパクとおいしく食べました!
中には、30個ちかく食べることができた子ども。まわりから「すごい!!!」と驚かれていました。
「いちごの花は白っぽいね!」「小さいいちごの方が甘いかも!?」食べながら、いちごの秘密をどんどん見つけていく子ども達。手に持っていた紙コップが、へたでいっぱいになった頃にはみんなおなか一杯になりました。
公園の遊具であそび、美味しいお弁当を食べたあと、午後は芳賀町工業団地管理センターにバスで移動しました。
「ありがとうございました!」バスの運転手さんにお礼の挨拶をして、施設に着くとおやつタイム!
いちごパフェ作りに挑戦です!
「どんな材料を入れようかな?」「いちごは切ってきれいに見せる!」グループで作り方を相談しながら、思いおもいのパフェが完成しました!
採ってたべて!作ってたべて!友だちやリーダーと、春の味覚「いちご」を堪能できた楽しい一日になりました!
スプリングプログラム★新1年生チャレンジキャンプの様子
3月29日-30日の1泊2日で、
4月から新1年生になる子どもたちのためのキャンプ、
『新1年生チャレンジキャンプ』を宇都宮市冒険活動センターで行いました!!
小学校への入学がドキドキする…
今まで一緒に生活してきた友だちと離れることが寂しい…
入学前に少し自信をつけて、小学生になる準備がしたい…
そんな気持ちをもちながら集まった12人の新1年生たち。
1泊2日の中でたくさんのチャレンジを行いました!
1日目はあいにくの雨模様、午前中はYMCAの室内で過ごしました。
「新しいランドセルの色は?!」1年生らしい自己紹介クイズを楽しみ、グループのお友だちやリーダーと仲を深めます。全体レクではグループ対抗「あひるホッケー大会」を開催!幼稚園の体育クラスで特訓したゲームでおもいっきり体を動かしました!
おいしいお弁当を食べてから、バスに乗って宿泊地の「宇都宮市冒険活動センター」へ向かいました!
午後はクラフト活動、思い出の焼き板づくりです。薪をわり火を起こすところから子ども達がチャレンジします。「幼稚園やキャンプの思い出を板にかきたいな!」子ども達の想いはさまざまです。
いちど板を一面完全に焼き焦がします!ここからが大変です、たわしを使ってゴシゴシと真っ黒の炭を落とし、表面を磨き上げます。手のひらを汚しながらも一所懸命に焼き板を作ることができました!
チェックインし、お部屋で少しやすんだら夜ごはん!!お腹ぺこぺこだった子どもたちは、もりもりごはんを食べていました。「おいしいね!おかわりしてくる!」
配膳だってもちろん自分たちで行います!
ナイトプログラムでは、
キャンプファイヤーを行いました!
火の魔術師「ブラック ファイア ウィザード」が届けてくれたあたたかい炎を囲みながら、キャンプソングを歌い、レクリエーションを楽しみました!
就寝時間。ベッドメイキングは一人ではちょっとむずかしい、そんなときはリーダーが一緒に手伝ってくれます。たくさんのチャレンジをした1日目、振り返りの時間を終えると子ども達は、すぐに眠っていました。
1日のふりかえりを日記に記入してから、「おやすみなさい。」
「おはよう!!!」
元気な声がきこえてきました!朝6時半に起き、着替えや布団たたみなどを自分で行いました。
朝の集いでは、デッキに集まり「勇気100%」体操で体を起こしていきます!
そして、せぼんリーダーから小学校とキャンプにまつわるお話をしてもらい、子ども達は真剣に耳をかたむけていました。
身支度をすませ、2日目はチャレンジキャンプ最後の挑戦「山登り」です!リーダーや仲間と一緒に、標高524m「榛名山」の山頂を目指しました。
「ここ崩れやすい!気をつけて!」「手、ひっぱってあげる?」
大きな石を登らないと通れない道や、急な下り坂など険しい道もありましたが
声をかけ合いながら最後まであきらめず、全員が山頂に到着することができました!
山頂に到着し景色を見ると、
「こんなに高く山に登ったのか!」と自分のチャレンジに嬉しそうでした。
「ただいま!!」YMCAさくらんぼ幼稚園に到着すると、
お母さん、お父さんや幼稚園の先生の顔を見て、ホッと安心した様子の子どもたちでした。
キャンプ2日間の中には、子ども達にとって、たくさんのチャレンジがありました。
布団を片付けたり、自分で服を用意して着替えたり、荷物を整理したり…
キャンプ生活の中にある「当たり前」も、
子どもたちにとっては大きなチャレンジとなったと思います。
家族のもとを離れて初めての宿泊。
チャレンジし続けた子どもたちはきっと強く、たくましく、頼もしくなりました!
ピカピカの一年生となるみんなが、小学校でもたくさんチャレンジをしてより輝いていくことを楽しみにしています!
新1年生チャレンジキャンプ
ディレクター 菅原 伶(じ~こ)
スプリングプログラム★チョイス①~戦場ヶ原~ハイキング~の様子
2025.3.30
スプリングプログラムチョイス①~戦場ヶ原ハイキング~を行いました。
前日の悪天候が心配された活動日。
当日はやや肌寒いながらも晴天。
子どもたちは活動を楽しみに宇都宮YMCAにやってきました。
今回の活動の舞台は奥日光戦場ヶ原。
1時間強バスに揺られ、いろは坂も上ります。
バス内ではリーダーたちとクイズやバスレク、キャンプソングを歌うなどして時間を過ごしました。
いろは坂も過ぎ、いよいよ戦場ヶ原に到着。
早めのお昼をとった後、早速ハイキングコースを歩きます。
この日のコースは光徳~赤沼。
大人の足でも2時間弱かかるコースです。
遊歩道に入るまではしばらく雪道が続きました。活動日前日に雪が降った影響です。
この時期では珍しい積雪。
少々寒さもありましたが、活動中の子どもたちは元気いっぱいでした。
雪道を進んで行く過程はまるで冒険。雪玉を作ってみたり、敢えて雪の中に入ってみたり、棒を拾ってみたり、「ヤッホー!!」と叫んでみたり。
ハイキングは2~4人の子どもたちと1人のリーダーがグループになってコースを進みました。チェックポイントで休憩をとりながらゴールを目指していきます。
ただ、場所は戦場ヶ原。簡単に到着できるルートではありません。
「ねえ、まだ着かないの?」
ときにそんなことを言いながらも進んで行きます。
自然の中で、ただ黙々と歩くのではなくグループメンバーやリーダーたちといろんな話をしながら進みます。
それもグループで行っている楽しさであるように思います。
途中水分休憩、おやつ休憩を挟みながらゴールの赤沼が近づいてきました。
2時間半強のハイキングですっかり子どもたち同士、そしてリーダーとも仲良くなってゴールに帰ってきました。
小学生グループも年少グループも時間内にゴールまで辿りつきました。
冬らしさが残る中でしたが春のハイキング。
雪が解け始め、緑が顔を出し、空気も澄んでいました。
花が咲くのはまだ先になりそうですが、春の訪れを感じられた奥日光でした。
自然の中で育まれる人間関係。対子どもたち、対リーダー。
学校とは違うかたちでの交友関係もこういったプログラムの良さではないかと思います。
今回はチョイス①~戦場ヶ原ハイキング~にご参加いただきましてありがとうございました。
またのプログラムでお会いできることを楽しみにしています。
とちぎYMCAスプリングプログラム
チョイス①~戦場ヶ原ハイキング~
プログラムディレクター 武田 将吾(かぶき)