野外教育プログラムブログ記事一覧
とちぎY野外クラブ★7月活動の様子(小学生)
7月5日(土)
野外クラブ7月活動は日光市の小百川桜公園で行いました。
今回の活動は川あそび。
川あそびは子どもたちにとって人気のプログラム。
朝の集合時から、
「新しいゴーグル買ったんだ!」「魚捕まえたいんだけど、網ってある?」
とワクワク感いっぱいです。
小雨が降っていた朝でしたが、「きっと川は止んでいる!」と信じてバスに乗っていました。
到着したら、まずは準備体操。うぉんリーダー、あいすリーダーと「マッチョッチョ体操」をして体を動かしました。
その後、バディを組んで人数確認をし、川に向かいました。
現地に到着する頃にはすっかり雨も上がり、よい天気に。
川の水は冷たさを感じましたが、子どもたちには関係なし。大好きな川に入り、夏の遊びを堪能しました。
川にはアメンボや小魚、おたまじゃくしなどがおり、網やペットボトルを持って捕まえに行きます。石の近くに追い込んで、捕まえ、水槽に入れていきます。獲るコツを掴むと瞬く間に水槽の中に生き物が溢れました。
リーダーとの水かけ合戦を行ったり、川の中に潜ったり、泳いだりしている子たちも多くいました。川でリーダーや友だちと遊ぶ子どもたちの姿に、リーダーたちも引っ張られるようにテンション全開となりました。
昼食時には、3回目の活動ということもあって、グループでの話も盛り上がります。グループによっては、3か月連続同じリーダー。リーダーも子どもも互いに人となりがわかるようになってきました。
おやつタイムでは、持ってきたお菓子を紹介し、そこから会話が生まれていました。
午後になると、「川チーム」と「陸チーム」に分かれてそれぞれで活動しました。
川チームは午前に続き、川遊びをします。午前でやり残した遊びを時間いっぱい楽しみました。陸チームはリーダーと一緒に広い広場で鬼ごっこなどをして過ごしました。
夏にしかできない川あそび。
ただ、昨今ニュースを騒がせているように川の事故が相次いでいます。小学生だからこそ伝えられることを伝えながら、プログラムを行いました。
今回で1学期のプログラムはすべて終了。また2学期皆さまにお会いできるのを楽しみにしています。
とちぎY野外クラブ(小学生)
プログラムディレクター 武田 将吾(かぶき)
とちぎY野外クラブ★6月活動の様子(幼児)
6月21日(土)
とちぎY野外クラブ(幼児)活動の様子を報告します。
6月活動では那珂川町にある「馬頭農村塾」へ出かけました。
広い畑と木々に囲まれた環境の中で、子どもたちは五感をつかって自然にふれ合う時間を過ごしました。
朝、バスを降りると目の前には緑がいっぱいの景色が広がります。ワクワクした表情で「ここ、どんなところなの?」と声を上げる子も。施設の方にあいさつをして、グループごと虫あみを片手に自然探索のスタートです!
草の中をのぞき込んだり、虫を見つけて追いかけたり、リーダーと一緒に「これはなにかな?」「さわってみようか?」と話しながら、生き物との出会いを楽しみました。最初は虫にドキドキしていた子も、だんだんと近づくことができるようになり、最後には「もっと探したい!」と夢中になっていました。
活動の途中では、施設で飼育されているヤギやにわとりとのふれあいも体験しました。
ヤギには自分たちで集めた葉っぱを「どうぞ」と差し出してみました。恐る恐る手を伸ばしながらも、ヤギがパクッと食べてくれると、子どもたちは「食べたー!」「かわいい〜!」と笑顔に。
にわとりとのふれあいでは、リーダーに支えてもらいながら実際に手で持ってみることにも挑戦しました。「ふわふわしてる」「あったかいね」と言いながら、大切に抱えていた姿が印象的でした。
自然の中で「見る・さわる・においをかぐ・音を聴く」など、五感を使って体験することは、子どもたちの感じる力や想像力を育ててくれます。
虫の動きをじっと見つめたり、にわとりの体温を手で感じたり、ヤギにあげた葉っぱがどんな風に食べられていくかを観察したり…ひとつひとつが子どもたちにとって、大きな学びとなる時間でした。
そして何より、その体験を仲間やリーダーと共有できたことが、子どもたちの安心感や自信にもつながっているように感じました。
次回はいよいよ「川あそび」!
今度はどんな自然と出会えるでしょうか。水の中の生き物、冷たさ、流れの音…この季節ならではの体験が待っています。
また子どもたちと一緒に、新しい“発見”を重ねていきたいと思います。
とちぎY野外クラブ★6月活動の様子(小学生)
6月7日
今年度2回目の野外クラブを行いました。
今回の活動場所は馬頭農村塾。自然に溢れた土地での活動でした。
朝の会では、グルーメンバーやリーダーたちとの会話が大盛り上がり。先月活動で一度一緒になった仲間との再会は喜ばしいもの。先月より緊張感も少し和らいでいる様子でした。
少々バスに揺られる時間がありましたが、リーダーたちとバスの中で過ごす時間も子どもたちにとっては楽しいもの。クイズ大会では盛り上がりを見せていました。
馬頭農村塾に着くと、農家さんから今日利用させていただく紹介がありました。現地に到着し、来たことがあることを思い出した子もいたようでした。
「僕、ここ来たことある!」「ヤギいるとこだよね!」
午前中はグループに分かれて施設散策。敷地には、ヤギやニワトリがいました。ヤギは大人のヤギと今年5月に生まれたばかりの子どものヤギもいました。
生後1か月ほどで歩き、そして走るヤギに子どもたちは「すごくない?」と言って驚きます。動物の世界で生きる動物のたくましさに触れた瞬間でした。
ニワトリ小屋ではたくさんのニワトリが子どもたちをお出迎え。外からは見られても小屋の中に入って動物と触れ合える貴重な機会でした。
散策を終えると昼食タイム。先月の活動は雨だったこともあり、落ち着いてご飯を食べることができませんでした。
今回は仲間になったグループの友だちと学校の話、リーダーの話、キャンプの話などをしながら、過ごしました。
午後は宝探しからスタート。宝箱が敷地中に置かれ、ミッションをクリアしながらカードをゲットしていきます。ただ、ときにははずれカードも。
ショックを受けながらもワクワク感が止まらない様子が感じ取れました。
見事当たりカードを引き、引換券をゲット。
そして、次の時間はその引換券を使った自然クラフト。
与えられたものは紙のみ。自然のものと引換券を利用し、紙いっぱいに自分の世界を表現しました。時間は30分ほどでしたが、子どもたちは熱中。
今回の活動は自然探索。自然環境の中で探索を通して、グループの関係性を築きました。新年度になり、新しい学年、グループメンバー、リーダー。
変化がある春から夏になるこの時期。新しい発見に心が動かされる日となりました。
「○○リーダー好き!」
そして、自分のグループのリーダーと日常的ではない時間を過ごす空間になったのではないでしょうか?
帰る時間には
「まだ帰りたくない!」「時間早い!」
という声がいつも以上に聞こえました。
次は7月活動の川あそび!「夏」ならではのあそびを楽しみにお待ちください!
とちぎY野外クラブ(小学生)
プログラムディレクター 武田 将吾(かぶき)
Yキッズ7月活動募集★夏がはじまる!自然とあそぼう!~川あそび~
7月13日(日)はYキッズの日!!
みんなでバスに乗って、日光市「小百川」に出かけます!!
冷たい水が気持ちいい!自然のなかで思いっきり「川遊び」を楽しもう!
皆さまのご参加をお待ちしております。
【日 程】2025年7月13日 日曜日
※小雨決行。
【場 所】小百川桜公園 (小百川にて)
【移動手段】貸切バス
【参加費】6,500円 ※事務手数料 1,500円(今年度初参加の方のみ)
【集合・解散】 宇都宮YMCA(さくらんぼ幼稚園) 9:00集合 16:00解散
【定員】幼児 (年少~年長) 20名
小学生(1年生~6年生) 20名
【申し込み方法】
6月12日(木)12:30~
お申し込みはすべてWEBからとなります。
お申込みはこちらから↓
https://scr.buscatch.net/application/?f=tochigiymca&i=96530
※持ち物及び申し込み後の欠席などの連絡につきましては、下記プログラム(PDF)をご確認ください。
Yキッズ5月活動報告★歴史ある文化に触れよう!~益子焼陶芸体験~
5月25日
今年度初回のYキッズを行いました。活動内容は益子焼陶芸体験。
朝から子どもたちは、「手作りするの?」「色塗るの?」「ろくろ回したことあるよ!」とリーダーたちと話をしていました。
長谷川陶苑に到着すると、大きい粘土の塊が机の上に置いてありました。
「あれなーに?」「幼稚園の粘土みたい!」
見た目や触り心地はまるで粘土。長谷川陶苑さんのお話を聞いているとき、子どもたちの目は興味津々。何を作りたいかイメージできている子もいれば、悩んでいる子も。あまり触りすぎると、壊れやすくなってしまうという話が子どもたちの心に響き、中には手を止めて真剣に考え込んでいる子もいました。
作り始めると、リーダーたちと話をしながら進めていきます。右手を固定して、左手を回す手つきに慣れ、逞しさを感じさせる子もいました。
子どもたちが作るものは様々。茶碗、コップ、皿、花瓶、プレゼントなど。手びねりだからこそ思いを込めて丁寧に作っていきます。スタンプを押して、世界に一つだけの作品を作りました。
昼食後は実際に職人さんがろくろを回しているところを見学したり、焼き物を焼く窯を見学させていただいたりしました。窯の温度を1,300度まで上げるために40時間かかるという話を聞いたときの、子どもたちのびっくりした顔が印象的でした。
その後、「益子の森」に移動して、体をいっぱい動かしました。グループ対抗のレクリエーションでは幼児、小学生、リーダー、それぞれのグループで1位を目指しました。その後は、午前はじっとしている時間が多かったこともあって、広場をいっぱいに使って遊びました。リーダーと本気で鬼ごっこをする小学生。リーダーに手助けしてもらいながら遊具で遊ぶ幼児。ターザンロープを何回もやったり、自然や花をたくさん見つけたりして時間を過ごしました。大きい公園で異年齢の人が集まって遊ぶことはなかなかないことだと思います。よい表情がたくさん見られた瞬間でした。
「歴史を創ってきた街の文化に触れる」
手で文化に触れる経験はなかなかできるものではないと思います。また、「家族でやったことはあるけど...」と言う子もいました。活動中はもちろん、作品がお手元に届いてから子どもたちやご家族の皆さんが作ったものを実感することが楽しみです。
「なかなかできない経験=非日常体験」を自然以外の分野でも触れながら、今後も活動を続けていきたいと思います。隣にいる仲間やリーダーと笑顔になる瞬間を求めていきたいと思っています。
次回のYキッズは7月13日(日)「川あそび」です。夏らしい体験、夏にしかできない体験を行います。お待ちしています。
とちぎYMCA Yキッズ
プログラムディレクター 武田 将吾(かぶき)