野外教育プログラムブログ記事一覧
サマープログラム★チョイス①「動物ふれあい体験」の様子
8月5日(火)
照りつける太陽の下、夏の暑さを感じる一日となった今回のプログラム。
チョイス①「動物ふれあい体験」では、茨城県にある『つくばわんわんランド』を訪れました。
「動物が大好き!」「どんな動物に会えるのかな?」と、朝から子どもたちの期待感が高まる中での出発となりました。
施設に到着すると、まず目に入ってきたのは“高さ11m”巨大な犬のオブジェと、広々とした敷地にのんびり過ごす動物たちの姿。入り口で出迎えてくれたスタッフの方に挨拶をしながら、わくわくした様子で園内へ足を踏み入れました。
午前中は、楽しみにしていた「わんわんドリームショー」を観賞しました。さまざまな犬たちが登場し、ジャンプやダンス、輪くぐりなどの多彩なパフォーマンスを披露してくれました。演技が決まるたびに「すごい!」「あんなことできるんだ!」と驚きの声があがり、手をたたいて応援する姿が見られました。特に印象的だったのは、大型犬と小型犬が息を合わせて動く場面。体の大きさに関係なく、信頼関係の中で芸を披露する姿に、子どもたちは感動していたようでした。
その後は冷房の効いた室内で水分補給を行い、お弁当の時間に。それぞれが持ってきたお弁当を開き、「おいしそう!」「それなに?」とおしゃべりしながらの昼食タイム。暑さの中でも食欲はしっかりあり、元気に食べる子ども達でした。リーダーも声をかけながら、こまめな休憩をとりつつ、体調に気を配って過ごしました。
午後からは、涼しい屋内での活動として、ねこのふれあいコーナーへ。静かに入室し、ねこたちのいるスペースでゆっくりと過ごす時間となりました。最初は「ねこ、逃げちゃわないかな?」「どうやって近づけばいいの?」と少し緊張した様子もありましたが、時間がたつにつれ、落ち着いた表情でねこと向き合う子どもたちの姿が見られました。ひざの上に乗ってきたねこに驚きながらもやさしく撫でたり、じっと見つめ合ってみたりと、それぞれがねことの関わりを楽しんでいました。ねこの気ままな性格にふれ、「こっちに来てくれた!」「さっきのねこがかわいかった!」と笑顔があふれていました。
一日の終わりには、「もっと遊びたかった!」「また来たい!」という声もたくさん聞かれました。暑い中での活動ではありましたが、水分補給や休憩をはさみながら、無理のないペースで楽しむことができた一日でした。
動物たちと過ごす時間は、ただ楽しいだけでなく、相手の気持ちを思いやったり、命の大切さを感じたりする貴重な経験につながります。今日の出会いや発見が、子どもたちの心にあたたかく残っていくことを願っています。
サマープログラム★ICEP2DAYSの様子
夏がやってきた!!!
7月29日(火)・30日(水)に、とちぎYサマープログラム「ICEP2DAYS(アイセップ・ツーデイズ)」を開催しました。
「ICEP」(インターナショナル・キャンパーズ・エクスチェンジ・プログラム)とは 、 アメリカ・イギリスの中高生が、毎年夏に1か月間、宇都宮に滞在し、地域の方々と一緒に、ユースプログラム・日本文化・ボランティア活動・ホームステイなどの体験を通し、 交流を深めていくプログラムです。今回はこのICEPの青年たちもプログラムに参加し、子どもと関わりながら国際交流・野外体験プログラムを行っていきます。
英語を使って自己紹介をしたり、ゲームや散策の中で自然と英語でのやりとりが生まれるなど、異文化にふれる貴重な2日間となりました。
1日目は、日光だいや川公園での活動からスタート。広大な芝生広場や、木々の中に広がるアスレチックでは、「次いっていい?」「手貸そうか?」と声を掛け合いながら、初対面の子同士でも自然と助け合う姿が見られました。
芝生広場ではサッカーや鬼ごっこで汗を流し、リーダーや友だちと笑顔で走り回りました。
お昼ごはんはグループごとに楽しくいただきました!
午後は、東武ワールドスクウェアへ移動。世界各国の有名建築や世界遺産を25分の1スケールで精巧に再現したミニチュアの“世界一周”を体験できる施設です。
エジプトのピラミッドやアメリカの自由の女神、ホワイトハウスなどを前に、「ほんものみたい!」「行ってみたいなあ」と感動の声が上がりました。アメリカのICEPリーダーから建物について教えてもらったり、英語での会話が弾む様子も見られました。
2日目は、大田原市の「ふれあいの丘」へ。
午前中は広い芝生で全体プログラム。「しっぽとり」や「ヘイカモン!(英語じゃんけんを使った遊び)」などのゲームで体を動かし、グループの仲もぐっと深まりました。
午後は「自然観察館」と「天文館」での学びの時間。虫や小動物の標本をじっくり見たり、望遠鏡で太陽や金星を観察。「星ってこんなふうに見えるんだ!」と自然のふしぎに目を輝かせる子どもたちの姿が印象的でした。
2日間を通して、子どもたちは言葉や文化の違いを越えて関わる楽しさや、自然の中で心を動かす体験にたくさん出会いました。英語でうまく伝えられないもどかしさや、通じたときの喜びを感じる中で、「もっと英語を話せるようになりたい」「世界のことをもっと知りたい」という声も聞かれました。ICEPリーダーたちの明るさや優しさにふれ、子どもたちの中には「自分もあんなふうに誰かを笑顔にできる人になりたい」と話してくれた子もいました。
ICEPプログラムは、子どもたちの世界を広げ、人とのつながりを深めるきっかけとなるプログラムです。これからもYMCAでは、“出会い・挑戦・ふりかえり”を大切に、子どもたちの未来を応援していきます。
Yキッズ9月活動募集★秋の味覚を先取り!~ぶどう狩り&デザート作り~
9月14日(日)はYキッズの日!!
みんなでバスに乗って、栃木市にお出かけします!!
甘くて大きいぶどうを収穫しに出かけます!そして、獲れたぶどうを使ってスイーツ作りをします!
皆さまのご参加をお待ちしております。
【日 程】2025年9月14日 日曜日
※雨天決行
【場 所】盤峰園・宇都宮YMCA(栃木県栃木市大平町富田1837)
【移動手段】貸切バス
【参加費】7,000円 ※事務手数料 1,500円(今年度初参加の方のみ)
【集合・解散】 宇都宮YMCA(さくらんぼ幼稚園) 9:00集合 16:00解散
【定員】幼児 (年少~年長) 20名
小学生(1年生~6年生) 20名
【申し込み方法】
8月21日(木)12:30~
お申し込みはすべてWEBからとなります。
お申込みはこちらから↓
https://scr.buscatch.net/application/?f=tochigiymca&i=104596
※持ち物及び申し込み後の欠席などの連絡につきましては、下記プログラム(PDF)をご確認ください。
とちぎY野外クラブ★7月活動の様子(幼児)
7月の野外クラブ幼児ユニットは、日光市にある「小百川桜公園」へ出かけました。
この時期ならではの自然とのふれあいとして、今回は川遊びに挑戦!いつもと少し違う服装と道具を準備して、ワクワクした表情で出発しました。
現地に到着すると、目の前には澄んだ川の流れと、大きな岩や木々に囲まれた自然豊かな景色が広がります。
リーダーと一緒にライフジャケットを身に着け、体操で体をほぐしてから川へと向かいました。ライフジャケットの着脱や水辺での過ごし方も、リーダーが丁寧にサポートしながら、子どもたちが安心して活動できるように配慮しました。
川の水は思っていたより冷たくて、最初はそっと足を入れて「つめた〜い!」と驚く子どもたち。けれども、だんだんとその冷たさが心地よくなってきて、水の中を歩いたり、しゃがみこんでバシャバシャと遊び始める姿が見られました。
網やカゴを手に、おたまじゃくしを探したり、小さな石を拾って見せ合ったり…。
「あっちのほうにも何かいるかも!」「ここ浅いよ!来てみて!」と、声をかけ合いながら、水の中での冒険を楽しんでいました。
また、リーダーとの水のかけ合いっこも大盛り上がり!笑い声が響く中、子どもたちは顔や髪がびしょびしょになるのも気にせず、全身で水の感触を味わっていました。
「つめたいけど、たのしい!」「もっとかけてー!」という声もあり、子どもたちの表情はとてもいきいきとしていました。
たっぷり遊んだあとは、川辺でお昼のお弁当タイム🍱
木陰で風を感じながら、お友だちやリーダーとおしゃべりをしつつ、ほっとひと息の時間となりました。
「あっ!空みて!!!」
お昼休憩中に空を見上げると、大きな虹がみえました!素敵な思い出の1ページです。
午後になると、午前中よりもさらにアクティブに!
水に慣れたことで、少し深いところまで足を伸ばしたり、川の流れに足をつけてバランスを取ってみたり…。
子どもたちはそれぞれのペースで、新たな挑戦に踏み出しているようでした。
リーダーたちは、子どもたちの気持ちに寄り添いながら、時に励まし、時に見守り、一緒に水あそびを楽しみました。
自然の中で過ごすなかで、子どもたちとリーダーとの信頼関係や、仲間とのつながりも深まっていることを感じました。
冷たい水の感触、小さな生き物との出会い、川のせせらぎの音――
この一日を通して、子どもたちは五感をつかって自然を感じ、心も体も大きく動かした時間となりました。
夏休み期間を経て、次回の野外クラブは9月です!
「クラフト体験」活動でリーダー・子ども達と会えることを楽しみにしております!!!
また、夏休み期間「YMCAサマープログラム」にご参加くださる皆さまと楽しい時間を過ごせることを、リーダー一同お待ちいたしております。
※ブログ内の写真一部に、前週に同じ活動場所で行われた「Yキッズ7月活動~川あそび~」の写真を掲載しております。
とちぎY野外クラブ★7月活動の様子(小学生)
7月5日(土)
野外クラブ7月活動は日光市の小百川桜公園で行いました。
今回の活動は川あそび。
川あそびは子どもたちにとって人気のプログラム。
朝の集合時から、
「新しいゴーグル買ったんだ!」「魚捕まえたいんだけど、網ってある?」
とワクワク感いっぱいです。
小雨が降っていた朝でしたが、「きっと川は止んでいる!」と信じてバスに乗っていました。
到着したら、まずは準備体操。うぉんリーダー、あいすリーダーと「マッチョッチョ体操」をして体を動かしました。
その後、バディを組んで人数確認をし、川に向かいました。
現地に到着する頃にはすっかり雨も上がり、よい天気に。
川の水は冷たさを感じましたが、子どもたちには関係なし。大好きな川に入り、夏の遊びを堪能しました。
川にはアメンボや小魚、おたまじゃくしなどがおり、網やペットボトルを持って捕まえに行きます。石の近くに追い込んで、捕まえ、水槽に入れていきます。獲るコツを掴むと瞬く間に水槽の中に生き物が溢れました。
リーダーとの水かけ合戦を行ったり、川の中に潜ったり、泳いだりしている子たちも多くいました。川でリーダーや友だちと遊ぶ子どもたちの姿に、リーダーたちも引っ張られるようにテンション全開となりました。
昼食時には、3回目の活動ということもあって、グループでの話も盛り上がります。グループによっては、3か月連続同じリーダー。リーダーも子どもも互いに人となりがわかるようになってきました。
おやつタイムでは、持ってきたお菓子を紹介し、そこから会話が生まれていました。
午後になると、「川チーム」と「陸チーム」に分かれてそれぞれで活動しました。
川チームは午前に続き、川遊びをします。午前でやり残した遊びを時間いっぱい楽しみました。陸チームはリーダーと一緒に広い広場で鬼ごっこなどをして過ごしました。
夏にしかできない川あそび。
ただ、昨今ニュースを騒がせているように川の事故が相次いでいます。小学生だからこそ伝えられることを伝えながら、プログラムを行いました。
今回で1学期のプログラムはすべて終了。また2学期皆さまにお会いできるのを楽しみにしています。
とちぎY野外クラブ(小学生)
プログラムディレクター 武田 将吾(かぶき)



