野外教育プログラムブログ記事一覧
とちぎY野外クラブ★6月活動の様子(幼児)
6月21日(土)
とちぎY野外クラブ(幼児)活動の様子を報告します。
6月活動では那珂川町にある「馬頭農村塾」へ出かけました。
広い畑と木々に囲まれた環境の中で、子どもたちは五感をつかって自然にふれ合う時間を過ごしました。
朝、バスを降りると目の前には緑がいっぱいの景色が広がります。ワクワクした表情で「ここ、どんなところなの?」と声を上げる子も。施設の方にあいさつをして、グループごと虫あみを片手に自然探索のスタートです!
草の中をのぞき込んだり、虫を見つけて追いかけたり、リーダーと一緒に「これはなにかな?」「さわってみようか?」と話しながら、生き物との出会いを楽しみました。最初は虫にドキドキしていた子も、だんだんと近づくことができるようになり、最後には「もっと探したい!」と夢中になっていました。
活動の途中では、施設で飼育されているヤギやにわとりとのふれあいも体験しました。
ヤギには自分たちで集めた葉っぱを「どうぞ」と差し出してみました。恐る恐る手を伸ばしながらも、ヤギがパクッと食べてくれると、子どもたちは「食べたー!」「かわいい〜!」と笑顔に。
にわとりとのふれあいでは、リーダーに支えてもらいながら実際に手で持ってみることにも挑戦しました。「ふわふわしてる」「あったかいね」と言いながら、大切に抱えていた姿が印象的でした。
自然の中で「見る・さわる・においをかぐ・音を聴く」など、五感を使って体験することは、子どもたちの感じる力や想像力を育ててくれます。
虫の動きをじっと見つめたり、にわとりの体温を手で感じたり、ヤギにあげた葉っぱがどんな風に食べられていくかを観察したり…ひとつひとつが子どもたちにとって、大きな学びとなる時間でした。
そして何より、その体験を仲間やリーダーと共有できたことが、子どもたちの安心感や自信にもつながっているように感じました。
次回はいよいよ「川あそび」!
今度はどんな自然と出会えるでしょうか。水の中の生き物、冷たさ、流れの音…この季節ならではの体験が待っています。
また子どもたちと一緒に、新しい“発見”を重ねていきたいと思います。
とちぎY野外クラブ★6月活動の様子(小学生)
6月7日
今年度2回目の野外クラブを行いました。
今回の活動場所は馬頭農村塾。自然に溢れた土地での活動でした。
朝の会では、グルーメンバーやリーダーたちとの会話が大盛り上がり。先月活動で一度一緒になった仲間との再会は喜ばしいもの。先月より緊張感も少し和らいでいる様子でした。
少々バスに揺られる時間がありましたが、リーダーたちとバスの中で過ごす時間も子どもたちにとっては楽しいもの。クイズ大会では盛り上がりを見せていました。
馬頭農村塾に着くと、農家さんから今日利用させていただく紹介がありました。現地に到着し、来たことがあることを思い出した子もいたようでした。
「僕、ここ来たことある!」「ヤギいるとこだよね!」
午前中はグループに分かれて施設散策。敷地には、ヤギやニワトリがいました。ヤギは大人のヤギと今年5月に生まれたばかりの子どものヤギもいました。
生後1か月ほどで歩き、そして走るヤギに子どもたちは「すごくない?」と言って驚きます。動物の世界で生きる動物のたくましさに触れた瞬間でした。
ニワトリ小屋ではたくさんのニワトリが子どもたちをお出迎え。外からは見られても小屋の中に入って動物と触れ合える貴重な機会でした。
散策を終えると昼食タイム。先月の活動は雨だったこともあり、落ち着いてご飯を食べることができませんでした。
今回は仲間になったグループの友だちと学校の話、リーダーの話、キャンプの話などをしながら、過ごしました。
午後は宝探しからスタート。宝箱が敷地中に置かれ、ミッションをクリアしながらカードをゲットしていきます。ただ、ときにははずれカードも。
ショックを受けながらもワクワク感が止まらない様子が感じ取れました。
見事当たりカードを引き、引換券をゲット。
そして、次の時間はその引換券を使った自然クラフト。
与えられたものは紙のみ。自然のものと引換券を利用し、紙いっぱいに自分の世界を表現しました。時間は30分ほどでしたが、子どもたちは熱中。
今回の活動は自然探索。自然環境の中で探索を通して、グループの関係性を築きました。新年度になり、新しい学年、グループメンバー、リーダー。
変化がある春から夏になるこの時期。新しい発見に心が動かされる日となりました。
「○○リーダー好き!」
そして、自分のグループのリーダーと日常的ではない時間を過ごす空間になったのではないでしょうか?
帰る時間には
「まだ帰りたくない!」「時間早い!」
という声がいつも以上に聞こえました。
次は7月活動の川あそび!「夏」ならではのあそびを楽しみにお待ちください!
とちぎY野外クラブ(小学生)
プログラムディレクター 武田 将吾(かぶき)
とちぎY野外クラブ★5月活動の様子(幼児)
5月24日(土)
とちぎY野外クラブ〈幼児〉2025年度1回目の活動を行いました!
この日の内容は「田植え体験」自然×食の野外クラブならではの活動になりました。
「おはよう、はじめまして!」昨年度から継続してきている子も、生活グループは一度シャッフル!新しいリーダーやお友だちとの出会いがありました。「おなまえおしえて!」「こっちきて(一緒に)あそぼう!」緊張した様子もあまりなく、朝の集合時から元気いっぱいでした!
朝の会をおえると、バスに乗って出発!!約1時間の長い道のりです。行きのバスでは、リーダーと新しい野外クラブのキャンプソングをうたったり、お米の作り方や田んぼの生き物を教えてもらった子ども達、楽しみが増していきます!
バスは茂木町の棚田に到着!さわやかな風と鳥の声がひびく自然豊かな場所です。田んぼに向かうまでの道のりでは、年長の子が小さい子の手を引いて歩いてくれる姿もありました。すこし長い道でしたが、景色を楽しみながら進んでいきます。
おいしいお弁当を食べてまずは腹ごしらえ!グループごとにお話ししながらお昼ごはんを食べたら、裸足になっていよいよ田植え体験のスタート!歩きずらい田んぼの土手をゆっくり歩いていきます。
「土のベッド」と呼ばれるほど、ふかふかな田んぼの地面。リーダーに手をもってもらいながら裸足でそっと入ります。「わあ!つめたい!!」と驚いた様子の子ども達。前の週から続いた雨の影響で、ひざ下くらいまで水が張っているので、足をあげ前に進むのがむずかしく、不思議な感覚でした!
リーダーから田んぼの苗をもらい、しゃがみ込みます。3本の指を上手に使い、ギュッと地面に押し込む、ピンと真っすぐに苗が立ちました!発育途中の田んぼ除草をしやすくするために、縦と横のラインをそろえる必要があります。トレーニングを受けているリーダーのアドバイスを聞いて、上手に苗を植えることができました!
田植え体験を終えると、最後はおたのしみの泥あそび!!リーダーにどろ水をかけ、かけられ、笑顔いっぱい!洋服がよごれるまで、体全身で自然を感じることができました。
今回子ども達が植えた苗は「日本晴(にほんばれ)」という品種でした!苗がすくすく育って立派なお米ができることを願って。また10月!稲刈りをしに田んぼに戻ってきましょう!
とちぎY野外クラブ★5月活動の様子(小学生)
5月17日(土)
2025年度の野外クラブが始まりました。今年度のとちぎY野外クラブ(小学生)担当の武田(かぶき)です。1年間どうぞよろしくお願いいたします。
5月活動は茂木町での田植え。しかし、1週間前から雨予報が続き、活動当日も雨。楽しみにしていた野外クラブがこの天気でできるのか。中には不安な顔つきの子もいました。
朝の会では、新しいグループでご挨拶。新しいグループメンバー、新しいリーダーで輪を作っていました。雨の中でしたが、茂木町に向け出発です。
野外クラブには小学1年生が新たに仲間入り。バスの道中では、様々な学年が揃う車内でリーダーたちとバスレクを楽しみました。
茂木町に到着すると、雨が強かったためお昼ご飯タイム。バスの中チームとコミュニティーセンターの縁台チームに分かれ、グループごとで昼食をとりました。子どもたちから雨で気落ちする様子は感じられません。バスや雨が降っている中で食べる昼食もなかなかないもの。リーダーにお弁当のおかず紹介をしたり、グループでたくさんのお話をしたりして、時間を過ごしました。
駐車場から10分ほど歩いて棚田に行くと、段々と雨が小降りになってきました。農家さんの説明を聞きながら、田植えをスタート。継続メンバーが多い野外クラブ小学生は田植え経験者が多数。「去年もやったね!」「紐に合わせて植えるんだよね!」と言った声掛けをしながら田植えに取り組みました。田んぼには生き物もたくさん。カエルやトンボなどみんな大好きな生き物たちも田んぼに集合していました。
裸足で泥の中に入る経験はなかなかないもの。気味悪さを感じてしまう子も中にはいます。ただ、今回のテーマは「挑戦」。農業体験という日頃なかなか縁がないものに前向きにトライしたいというリーダーたちの思いが込められています。
今回は小雨降る中での活動でありながらも、たくさんの笑顔で溢れた活動となりました。新しいグループメンバー、そして2025年度のリーダーとのコミュニケーションを楽しみながらの初回活動。一見、大人だけだとネガティブになりそうな天候でも子どもたちのパワーで押し切った印象が強いです。小学生らしくパワフルな活動を展開していければと思っています。
次回は6月7日(土)「自然散策」です。また元気な姿でお会いできるのを楽しみにしています。
とちぎY野外クラブ(小学生)
プログラムディレクター 武田 将吾(かぶき)
とちぎY野外クラブ★3月活動の様子(幼児)
2025年3月15日(土)
今年度最後のとちぎY野外クラブを実施をしました。
今回の活動は、芳賀町の「芳賀いちご園」でいちご狩り!!!
栃木といえば!ころっと真っ赤のいちごを見て、
子どもたちもリーダーも大興奮!!!
「見てみて!!こんなに大きないちご取ったよ!」
「僕は20個食べたよ!!」「いやいや僕は50個食べた!!」
など、お話をしながらたっぷり30分間いちご狩りを楽しみました。
いちご狩りを終えて、ちかくの公園で元気よく遊びます。
遊具を使って遊んだり、鬼ごっこをしたり、
思いっきり楽しむことができました!
YMCAに戻り、
一年間の様子を振り替える動画を観ました。
「この活動は、お米のときだね!」「あ!!○○ちゃん!!」と、
一緒に活動してきたお友だちの名前を呼び合う瞬間にもなりました。
最後はグループごとに集まり、ポストカードに1年間の思い出を書き込みました。
とちぎY野外クラブは、
子どもたちが多く人との出会いを通して、こどもたちの人生の礎となる体験を目指し、「成長の先にある体験をみんなで。」というテーマを掲げています。
子どもたちが成長していく姿を一年間見せていただけたことはもちろん、
まっすぐな子どもたちとの関わりを通して、リーダー、スタッフともに成長させていただきました。
参加者の皆さまには、ご理解とご協力を賜りまして心より感謝いたします。
2025年度の野外クラブもどうぞよろしくお願いします。
とちぎY野外クラブ幼児ユニット
リーダー一同