とちぎYMCA 地域支援活動ブログ とちぎYMCA 地域支援活動ブログ

地域支援活動ブログ記事一覧

「揚がれ!希望の凧2014」那須会場のご報告

3月9日日曜日 大田原市ふれあいの丘において「揚がれ!希望の凧2014」を開催いたしました。 那須地域で開催されるのは今回が初めでした。栃木県の中でも県北地域は、被害が大きい上に、放射線量も高い場所もあり、屋外での活動が安心してできる状況ではなかったため、全国で2012年より始まったこの「揚がれ!希望の凧」を共に開催することができず、過去2年間は、宇都宮会場での参加となっていました。 2014年は那須で開催したいという強い思いと、それに併せて放射線量の数値も下がってきたことが確認されたので今回の実施となりました。 この時期の那須としては風も強くなく、青空に恵まれました。手作りの凧を揚げる親子や青少年、20を超える数の連凧や大きく鮮やかな六角凧を揚げる下野宮凧の会の方々、様々な形とカラフルな凧は、全国・世界とつながる大空に一人ひとりの思いととも揚げることができました。 午後2時46分地震発生時刻に合わせて黙祷。会の最後には、那須ブランチ委員長田村さんのアコーディオン演奏に合わせて参加者のみなさんと「花は咲く」を歌いました。 この「揚がれ!希望の凧」が、これからも永く続き、共に被災地に対しての思いと支援が永く続いていくことを願います。 この「揚がれ!希望の凧」にご協力・ご参加くださいました多くの多くの方々に感謝いたします。 那須会場 参加者 40名   募金金額 14,342円 ありがとうございました。 

「揚がれ!希望の凧2014」足利会場のご報告

 東日本大震災から3年、今年も「震災を語り継いでいく」「被災地の方々を思い、共に考える」ことを願って、「揚がれ!希望の凧2014」を足利市本町緑地多目的芝生広場にて行いました。足利会場は、足利YMCA・足利ワイズメンズクラブ・絵本の読み聞かせサークル「いちご文庫」の3団体が共催し、足利市教育委員会・足利市社会福祉協議会・足利ライオンズクラブの後援を得て行われました。  当日は気温が低く、冬が舞い戻ったかのような日となりました。そして冷たい風が強く舞って吹き、上空に揚がった凧はなかなか安定しませんでした。それでも多くの凧が大空を舞いました。手作りの凧や大凧、連凧や特殊な凧など、色とりどりの様々な形の凧が足利の空を舞いました。  60名余り(スタッフ・ボランティアを含め)の方が参加され、凧揚げを楽しみました。一昨年・昨年も参加された方も多くおり、震災復興の切実な思い・願いを感じることが出来ました。震災のあった午後2時46分には、参加者全員で黙とうをしました。  被災地は復興の最中であり、まだまだ支援を必要としています。しかしながら私たちは新しい出来事に目を奪われ、震災のことを記憶の片隅に追いやり、印象が薄れているのは事実と感じます。「凧揚げ」という小さなイベントではありますが、「震災を語り継いでいく」「被災地の方々を思い、共に考える」ことを改めて想い・願うために、今後もこの「希望の凧」を行く所存です。