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第52回全国YMCAリーダー研修会★1日目を終えて

2021年10月30日(土)、

1日目の研修を終え約2週間が経とうとしております。

様々皆様にはご理解とご協力を賜り心よりお礼申し上げます。


 コロナウイルスの感染は私たちの家族や友だちや、私たちが通う学校や仕事場など身近なところに、そして遠くやほかの国にも大きなダメージを与え、人間の生き方やあり方にも大きな変化を求めています。私たちの人生や社会は、どうにも変えられない、とりつくすべもない事柄に満ち満ちています。私たちにとってわけのわからないことや、手の下しようがない状況というのは不快なものです。そんなにっちもさっちもいかない状況や問題には早々に解答を捻り出すか、幕をおろしたくなってしまうものですが、表層の「問題」のみをとらえては、深層にある本当の問題は浮上せず、取り逃してしまいます。この研修会ではテーマでもあるNegative capability  ×  X  Positive Well-beingという式を基調講演や、グループディスカッション、ワークを通して解き明かしていきます。
 そもそもPositiveとはなにか?そもそもNegativeとはどういう状況なのか?Positive well-beingを実感するには何が必要なのか。Negativecapabilityに注目し、SDGsの考え方である『誰ひとり取り残さない』という願いにつなげていきます。

 

この2週間の第52回全国YMCAリーダー研修会の近況をご報告させていただきます。

 

【研修会-1日目当日(2021年10月17日)】

16のYMCAから60名の参加者。そして、聴講で参加したYMCA関係者も含めるこの日は129名がオンライン上に集いました。

 

まず事務局から参加者に伝えた研修会を受けるうえでの3つのスタンスについてです。

事務局が伝えたことー事務局側の考え

 

①答えを急がないことーXを求めてもらう研修会ですが、答えを急いでしまって深層をつかむことがで来ません。

②道のりが宝であること

③ワークブックは使わなくてもよいということ-ディスカッションの邪魔になることもあるから。

 

この三つを参加者が共通でもつスタンスとしています。

1日目を終えて参加者から実際に様々感想等をお聞きになっている方も多いかと思います。

1日目まず若松英輔先生から「答えなき問いを生きる」というテーマで講演をいただきました。若松先生からは「ビクトール・フランクル-それでも人生にイエスと言う」を読み解きながらこの世界が目を背けてきた事実や、人間の価値、尊厳、義務、スピリット、生きる意味などについてお話をもらいました。

 

事務局で参加者の皆様の感想を拝見したり、お伺いしたりしましたら、

第一声はそろって「ムズかしかった。」という言葉でした。

「ムズかしかった」には否定的な意味も含まれますが、参加者の多くは、この言葉の奥に複雑に物事が絡み合うこの社会の中で人生を全うする上でのたくさんの問いと出会われたように感じています。

 全国YMCAリーダー研修会に参加するくらいのリーダーたちですので、すでに一歩を踏み出すようなアクティブさはお持ちです。この問いと向かいあうことでアクティブからプロアクティブへの転身を迎えていくのではないでしょうか。

 また、2週間のうちに参加者は各グループ2回程度オンライン上で集い、ディスカッションをしています。

多くのグループは「Negativeとはどういう状況なのか、Positiveとはどういう状況なのか、NegativeからPositiveに変わる瞬間はどんな状況にあるのか」をジャムボードなど用いながら話し合っています。

またハロウィンも近いため、仮装してディスカッションを行っているグループもあるようです。オンラインではございますが、リーダーたちは全国の仲間たちのつながりも楽しんでいる様子です

 

明日は全国YMCAリーダー研修会2日目になります。

講師として同盟理事の仲井間健太氏。仲井間氏からは「Positive well-being」についてお話をいただきます。

その後、一般社団法人えんがお代表 濱野将行氏から「誰もがつながりを感じられる社会を目指して」というテーマでお話をいただきます。

また、開発教育協会DEAR事務局長中村絵乃氏「その人の立場に立って」というテーマでワークを行っていただく予定です。

 

「Negativecapability」をテーマにおいているため、

複雑さに耐える能力について考えている参加者はこの問いからそう簡単には逃げられない状況にあります(笑)長く大変な道のりを歩んでいることと思います。

当研修会のテーマ「Negativecapability×X=Positivewell-being」。この答えは事務局もスタッフももっていない状況です。それは「=」でつながるPositive well-beingが新しくYMCAが作った言葉だからです。だからこそユースと一緒に考えられると思っています。

ユースとってゆっくり悩む機会となってきています。

今後もユースのための研修会を目指しつつ、参加者と共に悩む事務局として進めてまいりますので、

何卒変わらぬご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

 

第52回全国YMCAリーダー研修会事務局/とちぎYMCA

 

【主  催】 全国YMCAウエルネス担当者会

【主  管】 とちぎYMCA

【協  力】 ワイズメンズクラブ国際協会東日本区・西日本区

【運  営】 とちぎYMCA第52回全国YMCAリーダー研修会 事務局

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子どもSUNSUNプロジェクト2021総会が開催されます!

とちぎYMCAでは、栃木県内のNPOや支援団体・ボランティアと協働し、

子どもの貧困についてアクションを起こす

『子どもSUNSUNプロジェクト』(https://www.sunsun-project.com/ )に参画しています。

 

7/10(土)13:30より2021年度の総会を開催いたします!

SUNSUN×SDGsでコロナ後の社会を再設計!

子ども支援をまん中にSDGsで社会を変えたい個人や企業や団体のみなさん!

《できること》・《したいこと》がみつかります!SDGsな実践レポートも聴けます!

 

チラシはこちらからご覧いただけます

 

【お問い合わせ】

とちぎコミュニティ基金

認定NPO法人とちぎボランティアネットワーク内

電話 028-622-0021 FAX 028-623-6036

メール info@tochicomi.org

 

20210625 SUNSUN総会チラシ案(改訂版3) -最終版‐_01

広げようシトラスリボンプロジェクト

とちぎYMCAもシトラスリボンプロジェクトを応援します!

シトラスリボンとは・・・?

当たり前と思っていた「ふだんの暮らし」を揺さぶっている新型コロナウィルス。今や、どこにいても何をして、いつだって誰だって感染のリスクはゼロではありません。大切なのは、たとえウィルスに感染してしまっても、誹謗中傷されず、差別のない社会であることです。お互いが相手をやさしい心で受け止められる空気であってこそ、安心・安全が守られるまちなのだと思います。私たちの暮らしを守るために日々奮闘しておられる方々への感謝も込めて「ただいま」「おかえり」といいあえる優しさに溢れる人の輪を目指したプロジェクトです。

アイスファイヤーのみなさんもシトラスリボンづくりに協力をしました。

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YMCAインターナショナル・チャリティーラン 千葉・とちぎ・ぐんまYMCA~バーチャリティーラン~★終了のご報告

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このたびは、千葉YMCA・とちぎYMCA・ぐんまYMCAの共同開催によりますバーチャリティーラン(インターナショナル・チャリティーラン)に多大なるお力添えをいただきまして、誠にありがとうございました。

 

おかげさまをもちまして、2月14日に新しい形のチャリティーランの表彰式と閉会式を、ZOOMとYouTubeを用いましたオンラインで無事執り行うことができました。

 

どのようなお身体のコンディションの方々にも、どのような年齢の方々にも、何処にお住いの方々にも「はなれていても、つながっている」温かさをお一人お一人に感じていただければとの思いを込めましたオンライン大会でしたが、バーチャル開催『スピードの部』、『距離の部』、そして『誰でもチャレンジの部』に309名もの方々にご参加いただきました。

 

YMCAチャリティーランの趣旨にご賛同をいただき、大きなお力添えをいただきました皆さま方に心より御礼と感謝を申し上げます。お預かりいたしましたご寄付は、特に障がいを持ちながらも人生にチャレンジをする子どもたちの笑顔のために、各YMCAの進めるポジティブネット(誰ひとり取り残さない社会をつくる活動)を通じて活動に役立たせていただきます。YMCAはすべての方々の笑顔のために精一杯努力する所存でございますので、今後ともご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

 

公益財団法人とちぎYMCA理事長 鷹箸 孝

とちぎYMCAチャリティーラン実行委員長 柳田 孝

 

閉会式の様子はこちらからご覧いただけます

 

新たな『子ども支援』への視座 zoom開催

2021年こどもSUNSUNプロジェクト~にほんでいきる海外につながるこどもたち~新たな『子ども支援』への視座 zoom開催!

未来の課題を語るゲストスピーカー3名から日本の社会でいま、何が起きているのか?これからの『子ども支援』についてのお話をお伺いします。2021年子どもSUNSUNプロジェクトへご参加ください。

チラシ