JOCSタンザニア派遣                            倉辻忠俊シニアワーカー帰国報告会のご報告

3月10日(日)午後2時~午後3時30分、足利市生涯学習センター101号室において、足利JOCS主催の倉辻忠俊シニアワーカー(小児科医・タンザニア派遣)報告会が15名の参加者を迎えて開催されました。
 倉辻ワーカーは、2011年1月より2年間、アフリカ・タンザニアのタボラという北部の町にあるヘルスセンターにて、職員とともに子供たちの診療に携わりながら、乳幼児の様々な病気の診断・治療・予防についての指導を行いました。報告会では、ワーカーの活動内容の紹介をはじめとして、乳幼児へのケアがまだまだ不足している現状をお話しされました。特にタンザニアでは、乳幼児の栄養障害(特にタンパク質の不足)などを理由に、5歳未満の死亡率が1,000人あたり108人と非常に高いことが分かり、衝撃を受けました。倉辻ワーカーの活動姿勢は、現地の人の立場に立って共に歩むものであり、参加者は多くの感銘を受けました。
 また、お話しの最後に、日頃国内で使用済み切手の収集活動を行っている方への感謝も述べられました。
 とても有意義な時間となりました。              (報告 足利JOCS 羽山信輝)