「揚がれ!希望の凧2013」足利会場のご報告

 東日本大震災から2年、今年も「震災を語り継いでいく」「被災地の方々を思い、共に考える」ことを願って、「揚がれ!希望の凧2013」を3月9日(土)渡良瀬運動場内サッカー場にて行いました。足利会場は、足利YMCA・足利ワイズメンズクラブ・絵本の読み聞かせサークル「いちご文庫」の3団体が共催し、足利市教育委員会・足利市社会福祉協議会・足利ライオンズクラブの後援を得て行われました。
 当日はシャツ1枚で過ごせるほどの暖かな日となりました。70名ほど(スタッフ・ボランティアを含め)の方が参加され、凧揚げを楽しみました。昨年も参加された方も多くおり、震災復興の切実な思い・願いを感じることが出来ました。風の状態は、午前は強い風が吹いていましたが、開始時間の午後2時には凧揚げにはちょうど良い穏やかな風になり、多くの凧が大空を舞いました。手作りの凧や大凧、連凧や特殊な凧など、色とりどりの様々な形の凧が足利の空を舞いました。
 被災地は復興の最中であり、まだまだ支援を必要としています。しかしながら私たちは新しい出来事に目を奪われ、震災のことを記憶の片隅に追いやり、印象が薄れているのは事実と感じます。「凧揚げ」という小さなイベントではありますが、「震災を語り継いでいく」「被災地の方々を思い、共に考える」ことを改めて想い・願うために、来年もこの「希望の凧」を行く所存です。