絵本の読み聞かせサークル「いちご文庫」震災復興支援プログラム みんなの手形で作る「巨大こいのぼりで元気を!」の報告

日 時:4月24日(日)午前10時30分~正午
場 所:足利市の名草セミナーハウス(福島県から一時避難者が滞在している施設)
参加者:足利市内親子12家族33人、いちご文庫ボランティアスタッフ2人
    その他のボランティア2人、セミナーハウス滞在者15人
内 容:みんなの手形による巨大こいのぼり作り
    (1つはセミナーハウス、2つは仙台YMCAを通じて野蒜小学校へ)

 「もうすぐこどもの日。お子さんたちの健やかな成長を願って、そして地震・津波・原発事故で避難されたみなさんに少しでも夢と希望を・・・・」、そんな願いを込めて今回のいちご文庫は開催されました。巨大こいのぼり作りでは、最初はスタッフが子ども達の手のひらに塗ってあげた絵の具も、そのうち参加者のお父さんが子どもの手に塗ってあげたり、バケツの水を入れ替えたり、自主的に動いてくれました。子ども達が一段落すると、今度はお父さんやお母さんが手形を押し、また押した手形の中に顔を描いたりと、「家ではできないよね」と言いながら親子で楽しく作業を行いました。最後には、足利の方が被災した家族の方と雑談をしながら支援の相談をしたりしていました。
 このプログラムを通して、「親子の絆」「初めて会った方たちと築いていく絆」を感じ、満足してくれたと思います。そして夢・希望・勇気を与えることができたと思います。
 被災された方々が一日でも早く平穏な暮らしに戻れますようお祈り申し上げます。

 いちご文庫 小手森 起子

 ※いちご文庫は未就園児のお子さんとおかあさんのための絵本の読み聞かせサークルです。月1回、絵本・紙芝居の読み聞かせ・季節の遊び・簡単な工作などを行っています。足利YMCAと交流のあるグループで、以前はYMCA内に事務局を設置していました。